猫用品の代表格「爪とぎ」。
家具をひっかき傷から守ってくれるだけでなく、猫のストレス発散にもなる必須級のアイテムです。
そんな爪とぎですが、僕が飼い始めのころに疑問に思ったことがあります。
「爪とぎっていくつ用意するのがベストなんだ?」
調べても明確な答えが見つからず、最終的に「環境に合わせて必要な個数を準備するのが正解なんだろうな」という結論に至りました。
ただ、それでも目安が知りたいと思うんですよ。(環境に合わせてっていくつやねん!ってなりますし)
そこで今回は、猫3匹を飼っている我が家の爪とぎ事情(個数や配置など)を紹介します。
同じように迷っている方の参考になれば幸いです。
猫3匹の爪とぎは全部で5つ(家具の被害はなし)
我が家では、3匹の猫に対して5つの爪とぎを設置しています。その配置イメージはこんな感じ。

各部屋はにゃんずが自由に行き来できるようにしているので、各部屋に1つずつ爪とぎを置いています。
にゃんずの動線に合わせて設置されているので、「爪とぎてーな」っとなったタイミングで好きなように磨げる配置。
3匹ともお気に入りの部屋やスペースが決まっているので、取り合いにならないよう、1匹あたり1つ以上の爪とぎを用意しました。






ちなみに、我が家は2LDKなので省スペースを意識して「爪とぎ兼ベッド」や「爪とぎ兼キャットタワー」などの多機能タイプを選んでいます。
そのおかげか、今のところ家具や壁での爪とぎ被害はゼロ。
賃貸暮らしなので、猫たちがお利口にしてくれて本当に助かっています。
素材や形状にも飽きさせない工夫
うちのにゃんずは、それぞれ爪とぎの好みが違います。
しかも、日によって気分が変わることもあるようで、複数の爪とぎを使い分けている様子。
そこで、形状や素材が異なるものをいくつか用意しています。
- ダンボール系のベッド型
- 麻布系のポール型
以前は布系の爪とぎも試してみたのですが、あまりウケが良くなかったので、この2種類に落ち着きました。
猫たちの反応を見ながら、適宜入れ替えています。
コスパ重視!耐久性の高い爪とぎを選ぶ
多頭飼いだと、爪とぎの消耗スピードも早いです。
人気の爪とぎは単純計算で3倍の速さ(3匹分)で消費されるので、なるべく耐久性の高いものや、両面使えるタイプを選ぶようにしています。
例えば、最近購入したこの爪とぎ「nyansの爪とぎ」は「当たりだ!」と確信を持てたアイテム。
耐久性が抜群で、1年経った今でもすごくきれいに使えています。

猫たちのとぎ心地も良いのか、バリバリと元気よく使ってくれています。
ちょっと値は張りますが、安いものを何度も買い替えるより結果的にコスパが良いと感じています。
良いモノを長く使うのって、気持ちがいいですよね。
各部屋に1つ、猫の頭数よりも多くが基本
環境にもよりますが、個人的には「各部屋に1つ」「猫の頭数より多め」に爪とぎを設置するのが理想だと思っています。
猫の気持ちになって考えてみると、移動範囲の要所要所に爪とぎがあるほうが快適だし、それだけ他の家具などには目が行きにくいでしょうから。
そう考えると、猫の動線上やお気に入りの場所付近にある程度間隔をあけて設置するのがよさそうです。
そこまで意識したわけではないのですが、我が家は自然とそのようになっていました。
多頭飼いで同じ爪とぎを取り合いになるようなら、付近に同じ爪とぎを増やしてあげるのもいいかもしれません。
本当におネコ様の満足度をあげていくのは試行錯誤が大切だな〜としみじみ感じました。
また、良い爪とぎや置き方が見つかったら試してみようかな。
おしまい。
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