「多頭飼いをしていると、遊び時間の難易度が格段あがってしまうのはなぜなのか…。」
うちには3匹の猫がいるのですが、おもちゃで遊ぶたびに「この子(特定の子)、遠慮がちで全然遊べてない…?」と考えてしまいます。
気の強い猫が活発すぎて他の子が遊べなかったり、交代で遊ぼうにも上手く遊び分けできなかったり、多頭飼いならではの悩みがあるんですよね。
本当に難しい…。
そんなわけで、現在進行形でこの問題と格闘中の私ですが日々考える中でいくつか解決方法を考えました。
まとめて紹介していくので同じ悩みの方の参考になれば幸い。
猫それぞれ違う遊びのツボと性格
まず、多頭飼いで猫たちとうまく遊べなくなる理由は、次のような点にあります。
- 猫によって好みが違うので、同時に遊ばせることがそもそも難しい。(これができれば最高に楽なんだけど、現実はそう甘くない)
- 一緒に遊びたい子と、一人で遊びたい子がいるため、必ず一人遊び派の子が逃げてしまう。(結果的に、このタイプの子が遊べなくなる)
- 個別に遊ぼうにも、一人で3匹を相手にするのは至難の業。(未修得)
猫それぞれの好みや性格が違うため「みんなで楽しく遊ぼうね!」が成立しにくいのが、多頭飼いの難しさの根幹にあります。
飼い主としてはみんなで楽しめる時間を作りたいのですが、思うようにはいきません。

結局、猫の組み合わせ次第でスムーズに遊べる家庭もあれば、うちのように試行錯誤が必要な家庭もある。
頭数が増えるほど、組み合わせも複雑になっていくのです。
- 場所に対するこだわり(特定の部屋やベッドを好む…etc)
- 遊び方へのこだわり(空中で動くものを捕まえる派 vs 地面を這うものを狙う派…etc)
- 他の猫との距離感(近くに他の猫がいると遊ばない…etc)
現実的な問題点
ざっくりした話から、もう少し具体的に。我が家の状況ですが、似たような悩みを持つ家庭も多いのでは。
まず、1つ目
- 若い猫が先住猫を圧倒してしまう
1歳ごろの猫は体力おばけ。先輩猫が遊ぶ隙を与えてくれません。
文字通り、狂ったようにおもちゃに飛びつき続けるので、「疲れちゃうから次の子と遊ぶ間に休んでてね」が通用しない…!
ずっと「俺のターン」状態で次の子の番が中々まわってきません。
その間、少し離れたところから先輩猫たちが羨ましそうに遊ぶ姿を眺めているのが、なんとも切ない…。
そして、2つ目
- 個別に遊ぶと時間が足りなくなる
1つ目の問題点は、体力おばけが遊びを独占してしまうこと。
そのため、それぞれの猫に別々の遊び時間をつくると、今度は飼い主側の時間が足りなくなります。
1匹あたり15分遊ぶと、3匹で計45分。
しかも、運動量が多いので私自身も休憩なしでは続けられません。
仕事から帰って、毎日1時間遊び時間を確保するのは至難の業。
今度は飼い主の体力が限界に…!
さいごに、3つ目
- 遠慮がちな子の遊びスイッチが入りにくい
1つ目と2つ目の問題点をより難しくするのが、遠慮がちな子の遊びスイッチがなかなか入らない問題。
遠慮がちな子は、つまり繊細な性格の子ということで、周りに他の猫がいる状態だとあまり遊びに積極的になってくれません。
本当は遊びたいんだけど、周りが気になってなかなか遊びに集中できない。そんな感じです。
なんとか、1人でいる時を狙って遊ぶのですが、他の猫が楽し気な音を聞きつけて駆けつけるので、結局のところ遊びが中断してしまいます。
以上の点を踏まえて、今後の遊び方を考えていく必要があるのですが、正直なところ正解が分からないです。
こうなると、できるところから取り組んでいくのが最善なのでは?と思い至り、現在は無理のない範囲で楽しめるように遊び時間を取り入れています。

完璧を求めすぎないのが無理なく暮らす秘訣ってなんかの本で読んだなぁ
我が家で意識している遊びのルール
最良ではないけどできる範囲の最善を目指すために、次のようなことを意識するようになりました。
他の猫の遊びを邪魔させない
もう、体力お化けの若い猫は他の猫が遊んでいる間ずっと抱っこしています(笑)

ちょっと、可哀想な気もしますが一回一回ケージに入れるのもどうかと思うので、抱っこしてあやしながら猫じゃらしを振っています。
(若い猫に邪魔されないから)安心できるのか、先輩猫たちも積極的に遊んでくれるので抱っこし続けています。
一人遊びおもちゃも導入
遊び時間が不足しないように、一人遊び用のグッズを設置するようにしています。

大抵は途中で飽きて見向きもしなくなってしまいますが、中には遊び続けてくれる当たりおもちゃもあるので定期的に買うようにしています。
ちなみに、今の当たりおもちゃはこちら。
いつでも遊べるようにポケットにはおもちゃ
我ながら画期的だな~~~~!と思ったのが、ポケットに常におもちゃを忍ばせておくという方法。
冗談じゃなく本気で実践していて、飼い猫たちが乗り気になったチャンスを逃さずに遊びに繋げるためにいつでも動ける状態でスタンバっています。

いつも遠慮がちな子が部屋に1匹でいるときなんかは、すかさずポケットからおもちゃを取り出して、遊びに誘ったりしています。
他の猫たちがフンフン言いながら駆けつける来るまで、5分~10分間が遠慮がち猫さんのゴールデンタイムです。
多頭飼い家庭のいろんな話を聞いてみたい
以上が、多頭飼いでも上手に遊ぶために私が取り組んでいることです。
改めてみると、別に大したことをしているわけでもないのに何を改めて書いているんだ感はありますが、実際にそうなんだから仕方ないです。
こういうのは、神経質に考えすぎないのも大切だと思うので、自分のペースで飼い猫たちとの楽しい暮らし方を考えていこうと思います。
他のご家庭で行っている遊びの工夫とか聞いてみたいですね。取り入れれることがあれば、我が家でもぜひ試してみたいです。
おしまい。
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